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この時期いつも思いますが、この3年ぐらいで節分に「恵方巻」というのり巻を売る店が増えてきましたね。
これは、もともと大阪の縁起担ぎの文化・風習で、節分に決まった方向を向いて丸かぶりすると商売繁盛、無病息災、厄除けなどの効果があるといったものらしいです。
何百年も脈々と続いた風習なのでしょう。
これを、セブンイレブンが企業努力とネットワーク力で全国に紹介し、普段、さほど売れないのり巻の販売促進に成功した例です。
土用の丑の日のうなぎや、大晦日の年越しそば、バレンタインデーなんかと一緒に「節分にのり巻を売っちゃえ!」ってところでしょう。
しかし、そういった大切な文化・風習はその地域だけで伝承していくものでしょう?
北海道生まれの私には、何のことやらさっぱりわかりませんし、趣旨や所以(ゆえん)がはっきりしませんから、子や孫に伝承できないですよ!
物が売れるなら、何でもこじつけて売るというのはどんなものでしょうかね?
だから、節分にわけのわからないロールケーキなんかも売っちゃったりしているでしょ!
「意味がわからないけれど便乗しちゃえ!」ってなもんです。
歴史ある文化である恵方巻が嘆きますよ!
しかも、北海道は節分の豆にはピーナッツや落花生を使用しますからね。
本州の人が聞いたらまず驚きます。
恵方巻なんか食っている場合じゃないですよ! それだけ歴史が浅いんです。
それがまた北海道の文化・風習でもあるんですよ!
全国どこへ行っても同じ文化、同じ風習では面白みがないでしょう!
文化の押売り、安売りはいいことですかね???
ナガちゃん家の家族は誰も騒がないし、誰も食べないでしょうね。
ちなみに北海道では、年越しにそばを食べる家庭よりも、寿司を食べる家庭の方が上回っているらしいです。
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