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今朝の朝刊をみていましたら、来年5月に始まる裁判員制度に大きな欠陥が考えられるため、延期やストップを要望する弁護士会が出てきているとのことです。
この裁判員制度、政治のプロだけではなく一般人から幅広い意見を・・・と、より公平さを維持しようと考えているのでしょうけれど、果たして平気で一般人が法廷で人を裁くことができるのでしょうかね。
責任逃れ、責任分散のような気がして仕方ありません。
たとえば、昨日まで錠前の交換や修理をしていたナガちゃんが、いきなり次の日は法廷に行って、しかめっつらして他人の人生にかかわる刑のジャッジをするのです。
責任重大な仕事です。
その裁判に関しては一生守秘義務がありますし、報復をされないという保障もありません。
4,000人に1人の確立でクジ引きで決まるらしいのですが、人ごとではないですよね。
特に、殺人などの重罪にかかわることがあるし、刑期の判断もしなければならない。
懲役1年と懲役2年の差は大きいと思いますが、懲役5年と6年の差はどこがちがうの???と思いませんか。
でも、その差の1年は刑を言い渡されたされた本人にすれば大きな問題であり・・・
適当にはできないでしょう?
中には、「面倒だったから適当にすませちゃったべさ! ワッハッハ〜」という裁判員が出てきそうなんですけれど・・・
しかも、サラリーマンの方などでお休みがとれる方ならいいですが、ナガちゃんのように日銭を稼がなければならない人たちは、日当1、2万円もらったって困ります。
そして一番恐ろしいと思うのは、これが強制であるということです。
いずれこれとは別に、強制的に国民が参加しなければならない法律が確立しやすくならないだろうか???と思います。
たとえば、「ある国の復旧支援に民間人の業務協力が必要になりました。正当な理由なく断ることはできません。もちろん、日当が出ます。」
「協力内容は現地で説明します。治安が悪いのでライフルを支給します。発砲に関しては、正当防衛であれば合法とされます。」
な〜んて、オーバーかもしれないけれど、昔のどこかの国と同じになっていかないでしょうかね?
しかも、この現代民主主義国家で国民に強制なんてできるのかい?
納税の義務、教育を受けさせる義務、勤労の義務。
私は日本国民の義務を果たしているはずです。
「裁判員になる義務」ってあったっけ?!
やばい、やばい、憲兵に見つかると大変なのでこれで失礼します!!
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