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北海道の人が“そば”を食べるといったら、それは日本そばのことなんですよ。
よく、中華そばと日本そばの区別をする地域がありますが、北海道では中華そばとは言いませんで、それは昔風ラーメンとして区別するのです。
ですから、そばと言ったらおのずと日本そばのことです。
今日はそのそばについてです。
以前から、ナガちゃんの専門学校時代の友達、ハニーさんがそば屋をやっているという情報をもらってから、一度は行ってみようと思っていました。
しかし、カギ救麻生店からは遠いのでなかなかチャンスに恵まれませんでしたが・・・
ついに先日、念願がかなって店内の潜入に成功いたしました。
お店は、札幌市清田区里塚3条6丁目5−15の住宅街にあり、一戸建てを改造した隠れ家的要素を持つお店なのです。
| 隠れ家的なところがうけているようだ |
玄関で靴を脱ぐスタイルは、一般家庭に招かれたような気分です。
店内は和風ですが、真空管アンプとダイヤトーンのスピーカーがコンテンポラリー・ハワイアンを奏でるおしゃれな空間でしたね。
ナガちゃんが一般客を装って潜入したところ、「あいにく麺が切れてしまいまして、打ちますのでお待ちいただけますか?」とお店の女性に問われました。
時間を割いてせっかく来ましたし、話をしたかったので待つことにしました。
麺の種類は十割そばのみですが、細麺と太麺のどちらかを選べるのです。
私は思い切って太麺を選びました。
そして、2階が麺打ち作業場のようでして、2階へ上がろうとして暖簾をくぐって出てきたハニーさんとは12年ぶりの再会となりました。
| おしゃれな店内 |
「いらっしゃいませ」「おお〜っ!よくここがわかったね!」「今、麺を打ってくるから待っていて!」と言って上へ上がっていきました。
しばらく待って出てきたそばは、札幌では珍しい板のオリ?に乗って出てくる“板そば”でした。
| 辛おろし板そば |
そば粉の味がしっかりしていて、コシがありました。
喉越しを楽しみたい方には縁遠いですが、薬味の辛おろしをといたつゆとのバランスは絶妙でしたね。
この板は自家製だそうです。
けっこう住宅街にもかかわらず口コミで広がって、お客さんは増えているとのことでした。
私は、その日の最後の客(15:30分閉店)になりましたので、しばらく昔の話や当時の友達の話題で長居させてもらいました。
昔からそば屋をやりたいと言っていた彼でしたから、ついに念願をかなえたわけなのです。
とにかく、元気で頑張っていたので安心しました。
まる貴そば、そば好きな方は、一度食べてみてはいかがですか?
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