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おとといの深夜、拓北村のナガちゃん家は騒然となりましたぞ！
「かあさん」が警察を呼びました。
次男の「はーちゃん」が暴れたのではありません。ご安心を・・・
0時30分ごろだったでしょうか、布団にくるまさってテレビを観ていましたら「かあさん」がいきなり私に、「玄関に誰かいる！」 と叫んだのです。
「何ごとだべ！」と飛び起きましてね、玄関に行くとガサゴソ物音が・・・
そして、私が設置した美和ロックのLA/MAの錠前のレバーが下がり、『ガン、ガン』とドアが引っ張られて鳴り響いているではありませんか！
テンキー式リモコン錠、セキュラ・マイロックSNのカンヌキが開かないように頑張っておりました。
「何だこりゃ！？」「強盗だ！」
（ナガちゃん家のお屋敷の地下室の金塊を狙っているのか！？）
「おい！誰だ！ 何やっている！」と聞いたのですが、応答なし。
「かあさん」が「警察呼ぶかい？」と電話に走りました。
「よし、呼んで！」
「かあさん」は110番して警察に連絡。
応対した警官は、「危ないので絶対に開けないでください！」「パトカーを向かわせます」とのこと。
ドアスコープで覗いてみましたら、男のようです。
またもやレバーを下げて開けようとしていましたので、内側からレバーを持ち上げましてナガちゃんも抵抗。
力比べではナガちゃんのほうがまだまだパワフルでした。
今度は、外においていた生協の共同購入の発泡スチロールを叩き出しました。
もう一度ドアスコープから確認。
どうやら、強盗ではなく酔っ払いのようです。
「はは～っ 家を間違えたな！」
それからしばらくして容疑者は玄関フードから出て行ったのでドアを開けてみました。
「おい！夜中に何やっている！」「誰だ、あんた！」「名前は？」
「・・・・・」無言。
よく見るとオッサン、がま口が開いておりました。
私を見て、また家に入ろうとして近づいてきましたのであわててドアを閉め、レバーを押さえました。
またまた『ドカン、ドカン』引っ張り始めました。
そのころ、愛犬の“もも”は脅えて吠えまくり、“ちょこ”は「かあさん」と部屋中うろうろしていたそうです。
心配だったのは、フード内で「ゲボ」でもはかれてはたまらんということ。
警察も10分以上経っても来ませんな～。
遅い！道路が滑るにしてもほどがある！
オッサン、また玄関から出て行きました。
こうなると逃げられてもつまらないですね～。
警官が来るまでいてもらわないと！
またドアを開けてけん制しましてね。
「おい！ちょっと待て！誰だあんた！」
すると、また戻ってきました。
面白かったです。
「パトカー来た！」
「かあさん」が叫びました。
ミニパトで3人到着。
その後、応援のパトカーが到着し計2台に。
外では・・・「ここはあなたの家ではないでしょ！」と警官。
呼び鈴が鳴ったので外に出ました。
「酔っ払っているようです。破損したものはないですか？」と聞かれました。
そのオッサン、警官には自分の名前を告げておりました。
しかも、「警察手帳を見せろ！」と抵抗しておりました。
しばらくして、オッサンはパトカーに乗せられて家に送還されて行きました。
人騒がせな！
アメリカだったらお腹に38口径が数ヶ所開いちゃっていましたよ。
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