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以前、トイレの錠が壊れて中に閉じ込められてしまったという事件を書いたことがありますが、今回は入浴中にも起こってしまった事件。
そのお宅は、女性の一人暮らしだったのですが、たまたまお友達と会う約束をしていたため、お友達が約束の時刻になってもご本人が来ないのはおかしいと思い、まず電話。
お友達は、連絡が取れないので非常事態と判断。
そこで、マンションまで迎えにいったそうなんです。
マンションのベルを鳴らすと、「助けて〜」と小さな声が聞こえたそうなのです。
カギ救麻生店の登場です。
ドアの鍵がかかっていますからまずはそれを開け、私はお友達と一緒に室内へ・・・
浴室の錠は、ステンレス製の円筒錠(内側からボチッと押すやつ)だったのですが、錆びているようでいくら回しても扉が開きません。
今度は工事車両にいったん戻り、ドリルとパイプレンチを持ってきまして破壊です。
円筒錠というのは壊れてしまうと厄介でして、狙いどころがないと言えばないのです。
パイプレンチで首をもぎ取ってみたのですが開きませんでした。
内側に開く扉だったので「もしや!」と思い、アメリカンフットボール並みに体当たりしてみましたら、「ドカッ!」と大きな音がして扉が開きました。
「うわっ!」びっくりしましたよ!体当たりで開くとは思いませんでしたからね。
かなり勢いをつけたので浴室の中までよろめいてしまいました。
浴室の中では、おばあさまが開錠を待っておられました。
「やばい、やばい!」
急いで扉を戻してその場から退散しました。
「よかった!助かりました!ありがとうございました」
おばあさまには、たいへん感謝していただきました。
新しく錠前も交換しました。
もうしばらくは大丈夫でしょう。
しかし、お友達と待ち合わせしていなかったら大変なことになっていたのではないかと思っています。
よかった、よかった。
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