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ミートホープ社、田中元社長の初公判が行われるとのことです。
ほかに、石屋製菓や船場吉兆などの食品偽装問題が昨年の大きなニュースとなりました。
なぜ、次々に偽装問題が起こるのだと思いますか?
私は要因の一つとして、自分さえよければいい(儲かりさえすれば)という日本人の『人を思いやる気持ち』が欠如した結果に尽きると思うのです。
まさか、きちんとビニールパックされた牛ハンバーグを買った時に、腐りかけの肉やウサギの肉が混入してるとは思わないし、賞味期限切れのお菓子は必ず処分されているはずと信じていましたからね。
作り手は、そんな消費者のことなんか知ったこっちゃないんです。
腹痛、食中毒さえ気をつけてさえいれば、免疫力のない幼児や老人の口に入ろうと知ったこっちゃない!
こんなことしたらかわいそうとか、申し訳ないという気持ちがさらさらない。
罪の意識『人を思いやる気持ち』が皆無なんですよ。
だから、必ず発覚してすぐには、「やっていない」「パートの仕業」と嘘をつく。
先日、おばあちゃんのおうちで金庫の開錠作業がありました。
年金手帳が中に入っているので開けてほしいというものでした。
社保庁から送られてきた「年金特別便」と年金手帳を照合しなければならないと言うのです。
ところが、「それがまた、年寄りには内容が良くわからないんですよ!」と おばあちゃん。
ここでも『人を思いやる気持ち』が皆無なんですよ。
人から徴収した金なんてもらっちゃえば知ったことじゃないんですよ。
「わけわからない婆さんが何度も出向いたら係りの人に悪くてね!」
「違う!違う!おばあちゃん、出向いて謝罪するのは逆なんですよ!」
「社保庁がおばあちゃんの家に来いって!!」
身近なことでは、車の中から窓を開けて吸い終わったタバコをぶん投げる。(捨てる)
ひどいのは、コンビ二の弁当の食いカスをビニール袋ごと道端にぶん投げて知らん顔の人って多くないですか?
あれだって「誰かが片付けるからいいべや!」ってなもんでしょう?
自分の車の中は綺麗かもしれませんが・・・ 『人を思いやる気持ち』がないですね。
北区の麻生の五差路交差点、黙っていたら歩行者は赤信号でいつまでもダラダラダラダラ渡っていますね。
運転手のことなんか知ったこっちゃない。
この商売をしていると家や車の開錠などの際、「今お金がないので、後で払うから開けて!」という人が非常に多いです。
これは、回収できなければ困りますので、現金かクレジットカード払い以外は丁重にお断りいたしますが、中には捨てゼリフで、「お宅の会社、人を思いやる気持ちがないな! 薄情者!」と言われたこともあります。
さぞ、お困りだろうと思うのですが、慈善事業や金貸しではないので心を鬼にしているのです!!
複雑!
(消費者をなめて裏切った会社のお菓子が、再び飛ぶように売れるのは不思議だ)
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