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最近、急に春めいてきました。
日中の気温が5度から10度が続くと、昨日みたいいきなり2度となると寒く感じてしまいます。
寒い日は外仕事を早く終わらせたいところですが、この仕事をしていると時々どうしても解決できない現象に遭遇することがあります。
昨日そうでした。
昭和の時代に建てられたおうちや、例の“木の城たいせつ”のおうちに多いのですが、装飾錠と呼ばれる10円玉みたいな色で柄の彫ってある錠がありますよね。
ちょっとゴージャスな鋳造したようなやつ・・・
それが壊れてしまい、中身の機械だけまったく新しいものに交換したのです。
ドアを開けるためには親指で押す部分を強く押します。
放すとバネの力で普通は戻ります。
ところが、交換したばかりの新品なのに放しても元に戻らないのです。
押したら下がりっぱなし。
風が吹いたらパタパタドアが開いてしまいます。
「おかしい??」「なんでだ?」
今度は、機械に不具合がないかフタを開けました。
バネが一個「ビヨ〜ン」と飛び出してきました。
それを元に戻して・・・どれどれ???・・・
「あれ〜?いや、大丈夫だ!異常ない!」
再び機械をドアに戻し、設置しました。
親指でグッと下げてみました。
3回に1回は引っかかってしまいました。
「いや〜まいった!」
少し吹雪いてきて手がかじかんで、鼻水も垂れてきました。
また機械をはずしてフタを開け、グリスを塗りまくりました。
「今度はいいべ!」そう思って再び設置。
しかし、やっぱり押したら下がりっぱなし。
店舗から工事依頼の電話が来ました。
次の仕事が入って、私を待っている人が一人増えたのです。
「いや〜なんでだ!」焦りますよ、こういうときは。
またしばらく格闘しました。
よくよく見ると、機械の入るスペースが若干狭いため、外側のドア板と内側のドア板が機械の箱を挟んで押し付けているようです。
「これか!やっとわかった!」
これにたどり着くまで40分。寒い寒い!
同じメーカー、同じ規格の同じタイプを取り替えただけなんですけどね〜。
神様のいたずらかと思いましたョ。
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