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先日、拓北村のナガちゃん家で傷害事件が発生した。
学校から帰ってきて家で遊んでいるはずの次男の「はーちゃん」からカギ救麻生店にいる「かあさん」の携帯に電話があったのだ。
17:00すぎ、泣きながらの第一報だ。
長男の「りゅうりゅうが、コップで はーちゃんの頭を叩いた!」という通報。
傷害事件発生! 泣き叫ぶ「はーちゃん」、緊張が走る!
なぜ、「はーちゃん」はコップで頭を叩かれたのだろうか? 謎が深まる。
普通は手で叩かれるだろうに。
「どういうことさ?」と、「かあさん」
次は、「りゅうりゅう」への尋問だ。
「あんた!どうしてコップで頭を叩くのさ?」
すると、「りゅうりゅう」は、「はーちゃん」に牛乳をかけられたから!と・・・
?????
コップで頭を殴るやつも殴るやつだが、牛乳をかけるやつもかけるやつだ。
どうして牛乳をかけられたのだろうか。
事件発生はこうらしい。
雨が降りそうだったので「りゅうりゅう」がデッキに干していた洗濯物を家の中のソファーの上にドサッと降ろしたらしいのだ。
そのとき、ソファーの上でTVを観ながら牛乳を飲んでいた「はーちゃん」にぶつかり、牛乳がこぼれてしまった。
頭にきた「はーちゃん」は、コップを振り回して残っていた牛乳を「りゅうりゅう」にかけたのだ。
怒った「りゅうりゅう」は、そのコップを取り上げ、「はーちゃん」の頭を叩いたのだ。
それを最初に言わないので、コップで頭を叩かれたと、不可解な通報になってしまったようだ。
「りゅうりゅう!あんた、人の頭を叩くんじゃないよ!」
「ちょっと、はーちゃんに代わって!」
「はーちゃん!あんた、ソファーの上で飲み食いしたらダメっていつも言ってるしょ!」
『ブツッ! プー・プー・プー・プー』
「はーちゃん」、自分の都合が悪くなったので電話を切ってしまった。
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